電通PRによると『「男女間におけるソーシャルメディア活用調査」を実施～ソーシャルメディア上で彼氏・彼女とつながりたくない層は8割～』とのこと。

知り合いになる前にはメリットのあったSNSもスティディな関係を維持する上でのメリットには必ずしもならない様子。

8割の人が彼氏・彼女とSNS上でつながることに消極的な姿勢を見せたことから、彼氏・彼女という、精神的・物理的に近い関係になった場合、ソーシャルメディアの必要性が薄まることも見て取れます。むしろ、知りたくないことまで知ってしまうことや知られたくないことまで知られてしまうことで、不都合が生じるケースも散見されており、会っているときはもちろん、会っていないときにまで状況を共有できることが、かえってマイナスの効果をもたらすこともあるようです。

/. では、恋人あるいは配偶者に自分のSNSを別段隠していないとおっしゃる方の方が多いのでしょうか。それとも親兄弟であっても ひ・み・つ なのでしょうか。

ところで、肝心なことなのですが /. に出入りして出会いはあるのでしょうか。

情報元へのリンク

eggy 曰く、

本家 /. の創業者であり編集長であった CmdrTaco (Rob Malda氏) が本家を引退してから 1 年が経過したが、自身のブログ上で過去 15 年を振り返り、本音を綴っている (本家 /. 記事より) 。

大学在学中に /. を立ち上げた CmdrTaco 氏はサイトに人生の総てをかけてきたため、コミュニティーが成長するにつれて徐々に「知らない人達」の手に権限が委譲されていったのは精神的に堪えたようだ。また、本家 /. が 10 周年を迎えた年に産休を取り、初めて 2 週間仕事を休んだところ、氏が不在でもサイトの運営が滞りをみせることなかった時に、「俺がいなくてもサイトは存続する」ことを悟ったようだ。

昨年、本家 /. を退職した時の心境にも触れている。「給料がなくなるのは怖かったけど、それ以上にもっと大切なものを失った。有名なオタク向けハブになるまでは、Slashdot は私のホームページにすぎなかった。退職と同時に、当時まだホームと呼んでいたところに記事を掲載する権限を失った。友人には『きれいさっぱり離れる』のが良いと言われ頭では分かっている。だが一年経った今も、心の中にできた隙間は埋められていない。Twitter や G+ は素晴らしいけど、この先もずっと誰かの家に居候しているような気持ちのままだろう。」