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27. リンクのある画面要素 (文字、画像など) は、リンクがあることが見ただけで分かるようにすること。解説写真のような画像や下線のないテキストの場合、高齢者や初心者は、リンクの存在を見落とす場合があります。 事例と実装 リンクのあるテキストは、アンダーラインを消去しない。
27. リンクのある画面要素 (文字、画像など) は、リンクがあることが見ただけで分かるようにすること。
解説写真のような画像や下線のないテキストの場合、高齢者や初心者は、リンクの存在を見落とす場合があります。 事例と実装
それは富士通が決めた自身のウェブサイトにおけるアクセシビリティ指針です。富士通の意思が及ばない大多数のウェブサイトには直接の指針にはなりませんし、あまり重要視する必要もありません(富士通がこういうものを公開している、という姿勢などについては重要視して良いのですが)。
通常、こういう場合に提示するべきは、より標準に近い位置づけの指針となるものだと考えますが、WCAG 1.0 [w3.org]では、リンクテキストがそれだと正しく解釈できることを目論んでいくつかのことを実践すべきである(したほうが良い)とはしているものの、具体的にリンクテキストのアンダーラインの取り扱いについては言及していません。
それもそのはず、リンクテキストにアンダーラインが引かれないブラウザも存在するからです(デフォルトスタイルとして引かれない、ブラウザの機能としてアンダーラインが実装されていない、デバイス的にアンダーラインを表現できない等)。ウェブアクセシビリティとは、可能な限りあらゆる環境や状況での閲覧においての情報取得などに格差をなくしていくための考え方ですから、アンダーラインのようなブラウザやデバイスに依存する機能に頼ってリンクであることを明示するというのは、その考え方に反しているという見方もできると思います。
富士通のアクセシビリティ指針は、なかなか良い内容になっていると思いますが、そもそもこのアクセシビリティ指針は、富士通のウェブサイトのターゲットブラウザ間において指針との矛盾がないようにウェブサイトを設計・実装しているということをアピールするためのものでもあるのだと考えられます。ターゲットブラウザは、いずれもリンクにアンダーラインが引かれることがデフォルトスタイルとなっており、text-decoration:noneを指定することでアンダーラインを消すことができるようなブラウザだけなのでしょう。
極端にいえば、「リンクテキストにはアンダーラインが引かれなくてはならない」と考えているのかもしれないとさえ思えます。WCAG 1.0でも触れられていますが、重要なことは「リンクが意図どおりのリンクとして機能するような配慮」であって、アンダーラインの有無ではありません。
http://jp.fujitsu.com/webaccessibility/27.html [fujitsu.com]には、わざわざこのようなスタイルが定義されています。
.bluelink { color: #003399; text-decoration: underline; }
「消去しない」つまり「text-decoration:noneを指定しない」という指針にも関わらず、「text-decoration:underlineを指定している」わけです。このように実装することで指針との矛盾をなくそうというのであれば、掲げるべき文章は「リンクのあるテキストは、アンダーラインを引く」としたほうがスジが通っています。もともとアンダーラインが引かれない環境のことも想定すれば、そもそもtext-decorationプロパティを設定する必要がないということは自明なのですから(アンダーラインが引かれるのがデフォルトスタイルな環境では、何もしなければ=noneを指定しなければアンダーラインが引かれるのだから)。
というわけでといいますか、リンクテキストの装飾の扱いとしておそらく一番好ましい捉え方は「アンダーラインが引かれるか引かれないかは閲覧者の環境に準ずる」ということになるかと僕は考えていますし、実際それが現実でもあります。
それは富士通が決めた自身のウェブサイトにおけるアクセシビリティ指針です。、、、あまり重要視する必要もありません。
通常、こういう場合に提示するべきは、より標準に近い位置づけの指針となるものだと考えますが、WCAG 1.0 [w3.org] [w3.org]では、リンクテキストがそれだと正しく解釈できることを目論んでいくつかのことを実践すべきである(したほうが良い)とはしているものの、具体的にリンクテキストのアンダーラインの取り扱いについては言及していません。
こんな文章では議論にならないよ。そのベターっと書かれた文字の洪水の中で本当に書かれているのかや、どんな仮定の元にかかれているのかをまったく判断できないでしょ。
それと、何々のブラウザが存在する、というのも無関係。これこれのデファクトスタンダードなブラウザではこうですからというのは重要。
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リンクの下線 (スコア:1)
たしかW3C並みに権威のある文献だったはず...
Re:リンクの下線 (スコア:2, 参考になる)
Re:リンクの下線 (スコア:1)
それは富士通が決めた自身のウェブサイトにおけるアクセシビリティ指針です。富士通の意思が及ばない大多数のウェブサイトには直接の指針にはなりませんし、あまり重要視する必要もありません(富士通がこういうものを公開している、という姿勢などについては重要視して良いのですが)。
通常、こういう場合に提示するべきは、より標準に近い位置づけの指針となるものだと考えますが、WCAG 1.0 [w3.org]では、リンクテキストがそれだと正しく解釈できることを目論んでいくつかのことを実践すべきである(したほうが良い)とはしているものの、具体的にリンクテキストのアンダーラインの取り扱いについては言及していません。
それもそのはず、リンクテキストにアンダーラインが引かれないブラウザも存在するからです(デフォルトスタイルとして引かれない、ブラウザの機能としてアンダーラインが実装されていない、デバイス的にアンダーラインを表現できない等)。ウェブアクセシビリティとは、可能な限りあらゆる環境や状況での閲覧においての情報取得などに格差をなくしていくための考え方ですから、アンダーラインのようなブラウザやデバイスに依存する機能に頼ってリンクであることを明示するというのは、その考え方に反しているという見方もできると思います。
富士通のアクセシビリティ指針は、なかなか良い内容になっていると思いますが、そもそもこのアクセシビリティ指針は、富士通のウェブサイトのターゲットブラウザ間において指針との矛盾がないようにウェブサイトを設計・実装しているということをアピールするためのものでもあるのだと考えられます。ターゲットブラウザは、いずれもリンクにアンダーラインが引かれることがデフォルトスタイルとなっており、text-decoration:noneを指定することでアンダーラインを消すことができるようなブラウザだけなのでしょう。
極端にいえば、「リンクテキストにはアンダーラインが引かれなくてはならない」と考えているのかもしれないとさえ思えます。WCAG 1.0でも触れられていますが、重要なことは「リンクが意図どおりのリンクとして機能するような配慮」であって、アンダーラインの有無ではありません。
http://jp.fujitsu.com/webaccessibility/27.html [fujitsu.com]には、わざわざこのようなスタイルが定義されています。
「消去しない」つまり「text-decoration:noneを指定しない」という指針にも関わらず、「text-decoration:underlineを指定している」わけです。このように実装することで指針との矛盾をなくそうというのであれば、掲げるべき文章は「リンクのあるテキストは、アンダーラインを引く」としたほうがスジが通っています。もともとアンダーラインが引かれない環境のことも想定すれば、そもそもtext-decorationプロパティを設定する必要がないということは自明なのですから(アンダーラインが引かれるのがデフォルトスタイルな環境では、何もしなければ=noneを指定しなければアンダーラインが引かれるのだから)。
というわけでといいますか、リンクテキストの装飾の扱いとしておそらく一番好ましい捉え方は「アンダーラインが引かれるか引かれないかは閲覧者の環境に準ずる」ということになるかと僕は考えていますし、実際それが現実でもあります。
Re:リンクの下線 (スコア:1)
こんな文章では議論にならないよ。そのベターっと書かれた文字の洪水の中で本当に書かれているのかや、どんな仮定の元にかかれているのかをまったく判断できないでしょ。
それと、何々のブラウザが存在する、というのも無関係。これこれのデファクトスタンダードなブラウザではこうですからというのは重要。
Re:リンクの下線 (スコア:1)