/.-J初のコメント削除:シェアウェアの登録キーを伏せ字化 214
赤い字に心えぐられる 部門より
昨日、初めてユーザコメントを(一部)削除した。問題のコメントにはシェアウェアの登録キーが含まれており、作者からの削除要請に答え、登録キーの部分を伏せ字化した。「コメントを中身で判断して削除することはしない」という基本ポリシーを本家Slashdot.orgから引き継いでSlashdot Japanを始めてから1年半とちょっと。その間に4700個のストーリが掲載され、24万ものコメントがポストされた。コメントを一部とはいえ、そして正当な理由によるものとはいえ、削除せざるをえなかったことを僕は誰よりも悲しんでいる。
数日前にシェアウェアに関するストーリが掲載されたのは覚えているだろうか。その中のコメントにWindowsで人気のエディタ秀丸の登録キーが書かれていたのだ。シリアルナンバー/登録キーの流出に対する作者の反応に関するスレッドでのことだった。そして案の定、秀丸の作者から登録キー部分の削除を要請する丁重なメールがきた。僕らはすべてのコメントを読んでいるわけではないので、指摘されてはじめて問題のコメントを目にした。全てのコメントに目を通すなんて監視目的でもなければ到底不可能だろう。僕らに監視するつもりはない。
スラッシュチームで検討した結果、シェアウェアの登録キーを公開すること
は違法性が高い、ということで削除に踏み切った。僕は弁護士ではないが、
いろいろ調べた結果、登録キーそのものは一定の法則のある数字記号の羅列だが、その長さもあって「思想又は感情の創作的表現」とはいえないので、著作権法では保護されない、と考えてよさそうだ。だが、本来ならば有料であるソフトウェアの機能を無料で使える様にする方法を教える、ということでキーを公開した人に偽計業務妨害罪が成立する可能性が十分にある。人を「お金を払わなくても使えるよ」と誘惑するので偽計、作者は得られるはずだった登録料を得られなくなるので業務妨害というわけだ。刑事でなくても民事で損害賠償を請求されたら、勝ち目はなさそうである。その登録キーを使ってシェアウェアを不正登録した人は当然ながら著作権法に違反している可能性が高い。
登録キーが掲示版に掲載されている事を指摘されたにもかかわらず、放置していたとなると掲示版運営者も加胆したとして、共犯か幇助に問われる余地が十分にある、と僕らは判断した。秀丸の作者さんからのメールはとても丁重なもので、この様な告発をする、という感じはまったく感じられなかったが、削除要請は普通に考えてもしごくまっとうなものだとみんなに納得してもらえると思っている。
たしかにSlashdot Japanには「削除しない」というポリシーがある。これまでもいくつかの削除要請を、不当と考え、その理由を要請した人に納得してもらうべく努力した上で断っている。だが、違法なコメントを無責任に放置するつもりはまったくない。これまでの判例からも違法なコメントを要請があったにもかかわらず削除しなかった掲示版運営者の責任が問われる事は明白だ。 もっとも、あるコメントが違法であるかの判断はいつも今回の様に簡単なわけ ではない。特に名誉毀損やプライバシー侵害、情報漏洩といった場合には 管理者に高度な判断が求められることになる。違法であるか否かについて 削除を要請してきた人と合意できなければ最悪の場合、裁判所が判断すること になる。世の中の掲示版管理者の多くは裁判のリスクが割に合わない、として安全側に立って、すべての削除要請を受け入れている。裁判のコストを考えると、彼らを非難することはできない。だが、すべての削除要請を盲目的に受け入れていては、誰かがある情報の公開を嫌がっている、というだけで違法ではない情報まで削除されてしまい、言論の自由が侵害されかねない。Slashdot Japanでは常に類似事件の判決をウォッチしたりして、判断のための情報を蓄え、なるべく不要な削除は行わず、必要ならば、そして可能ならば戦ってでも言論の自由を守りたい、と考えている。
過去に本家で行われたコメント削除の例としては、不当だと信じつつも裁判を行った場合に金銭的にも身体的にもリスクが大きすぎ、Slashdotが存続できなくなる可能性が高いとして、断腸の思いでサイエントロジーの聖典からの引用を削除せざるをえなかったケースがある。また、マイクロソフトが同社のKerberosに関するウェブからダウンロードできる仕様書からの引用を企業秘密の漏洩であるとして削除を要求した時には 弁護士に弁護士で対抗して削除を回避できた。いずれも彼らが言論の自由に関する戦いだと信じたものだ。
だが、シェアウェアの登録キーを書き込む事は言論の自由ではない。僕らはそれを守るべき言論だとは考えない。他人のクレジットカード番号やID/パスワードを書き込むのと同じくレベルの低い事だ。Slashdot Japanではそういう違法行為は望まれていない。僕らがそういうコメントについて知らされた時、削除もありうる。それを覚えていて欲しい。
今回の削除要請はしごくまっとうなものであり、削除するという決断自体は簡単だった。それでも初めての削除ということで、「削除したことはない」という事は言えなくなった。だが、今後とも管理者判断での自主削除は決して行うつもりのないことをここに誓う。
本来的には (スコア:3, すばらしい洞察)
当然著作権許諾契約のような物の中には「登録キー」を第三者に開示することの禁止といった条項が入っているのが普通で、それに違反した場合、本来的に著作権者にできるのは開示した「利用者」に対して契約に基づいてその差し止めを求める(あるいは利用許諾契約を解消して登録キーの利用を禁止する)事です。
今回のようなケースでは、開示した人物が特定できない、あるいは特定して差し止めを求めていたのでは利益損失が回復できない、と言った特段の理由がある場合、「場」の管理者が公開を停止しても良いのでは....という考えだと思うのですが、これはあくまで便宜的な例外だという事を押さえておくべきでしょうね。
基本的にはそうした運用について明文化されたルールを作るべきなのかも知れません。
本当に悲しむべきは (スコア:3, 興味深い)
Re:本当に悲しむべきは2 (スコア:5, 興味深い)
この元ストーリーの文章のくどさは、「ここまで説明されないとわからん
人間が多いことを想定」されている気がする。
いろんな意味で、悲しい。
Re:本当に悲しむべきは2 (スコア:3, すばらしい洞察)
というか、黙ってるほうが(誤解に基づく)信任を集められる場合だってある。つまり、「/. 編集者陣は当然~と考えているはずだ」と /. 参加者たちが考えているとして、その「~」の部分が、/. 参加者ごとに違っている(当然、それの全部が正解ということはありえない)という可能性だってある。むしろ世間では、そういう「誤解に基づく合意や意気投合」の例にあふれているように感じる。でも、それじゃいかんと思うのです。
Re:本当に悲しむべきは2 (スコア:1)
邪魔なことが書いてあることを問題にするより、
必要なことが書いてないことを問題にしよう
#邪魔なことを取り除きたかったら、
#新たに別のところで要約を作ればいいんです
# mishimaは本田透先生を熱烈に応援しています
Re:本当に悲しむべきは2 (スコア:1)
今回の場合は特に仕方ないとは言え、ポリシーに反して
情報の操作を行ったのだから、何故それを行ったかという
説明は、誤解の無いように丁寧に書くべきだと思う。
そういう意味で今回の長文の説明文は良かった。
/.Jの管理者が今回は投稿の削除を行ったが、
基本的には投稿の削除について、非常に慎重に
判断すべき、と考えていることがよく分かったから。
賛成。 (スコア:1)
サイトの運営は編集者という少数のグループが行っているわけですから、その運営方針はもう少し表に見える形になっていても良いと思います。
モバイルセクションの編集者公募のときに、その選定過程の閉鎖性に関する意見(正確に言えば不満)があちこちの日記で見られました。ここはオープンソースやフリーソフトウェアという考え方に強くコミットしている(と思う)サイトなんですから、こうした思想と相容れない閉鎖性は無いにこしたことはない気がします。
Re:本当に悲しむべきは2 (スコア:2, 興味深い)
それにしても、削除という行動も一つの「主張」と捕らえてもいいのではないかと・・・。
「削除を許さない」思想が蔓延するのも、コンテンツ運営側の思想の自由を縛る事になりかねないだろう。
削除を「言論の自由を縛るもの」という意見は多いだろうが、
そもそも自由は、能動的に動かなければ手に入らない物なのに、さも自分に権利があるかのように傲慢な態度を取る人間がいる。
それが問題なのだろう。
「サイトを運営していく自由」を守るための能動的な行動に、反対する理由など何もないと自分は思う。
こっそりじゃないから賛成 (スコア:2, 興味深い)
ということをちゃんと明示して有れば、良いのではないかと思う。
つけ加えれば、「修正|削除」という行為に対してのモデレーションができれば尚良いと思う。
今回の件については、もちろん+1です。
Re:こっそりじゃないから賛成 (スコア:3, 興味深い)
改竄ではなくて改版。デフォルトで最新のものが見えるってことにすればいいように思います。
必要な機能かどうかは微妙ですが。
Re:こっそりじゃないから賛成 (スコア:2, すばらしい洞察)
改版ではシリアルがいつまでも残ってしまうわけだし。
他にも同じような発言してる人いるけどその点を想定してるのかなあ?
Re:こっそりじゃないから賛成 (スコア:1, すばらしい洞察)
権力の行使に対して客観的な根拠を求めるのは間違った行為だとは思わないわ。でも、無闇に求めるのもどうかと思うわ。証明という行為はコストがかかるわ。事件の重大性と支払われるコストはバランスされるべきだと思うわ。その上で、そのバランスがとれていない場合に批判されるべきだと思うわ。
批判しているのは少数かも知れないわ。少数の発言者が多数の発言をすることはできるのだわ。もちろん多数の発言者がいるのかも知れないわ。でも、運営側に「証明」を求める人が、その次の行で「証明」されていない批判のボリュームについて言及するのは説得力に欠けているわ。
そのまま信用しているわけではないからこそ、削除の言い訳を評価する向きがあるのだわ。もちろん運営サイドの自作自演の可能性は否定できないわ。あたしはそんなことをするほど暇ではないと思うけど、ちょっと子供ちゃんかも知れないわ。
Re:こっそりじゃないから賛成 (スコア:2, 興味深い)
それに本気で正当性の担保が出来るなんて、誰も思っていないでしょうな。どの程度の確からしさで正当性の評価ができるかが問題であって。その閾値を上げればどのコメントも便所の落書きと見なせるかもしれないが、逆もまた然り。判断に役立てれる人も居る。たとえ匿名コメントの山をレベルの低いM1を頼りに流し読みしてもね。
ところで、どうして削除がモデレートされると、管理者の責任で削除しない事になると?責任て、自分の考えで全部の事をまとめる義務じゃない。判断は自分がして、結果は自分に返ってくる。だけど、人の、/.-J読者の評価を尋ねる事は無責任なことでは無かろう。
私的には (スコア:2)
ちゃんと考えた末で削除みたいなんで全然オッケーっす。
最近、気に入らないと削除、それについて文句言うと
「ここは俺の掲示板だ、気に入らないなら来るな」
的なとこが多くて。
削除手段 (スコア:1, 興味深い)
書いた本人がコメントを削除とか編集とか
修正手段を取れないシステムにも
問題があるんではないかと思ったり。
なんらかの自己削除手段は用意するべきじゃない?
Re:削除手段 (スコア:4, すばらしい洞察)
「本人の削除申請→管理者が適切と認めたら削除」とかの方がいいんだろうけど、それだと管理者の作業や判断事項が増えるし....。やはり削除したくなるような事は書かない、十分プレビューする、というユーザーの心がけが必要なのでは。
むしろ (スコア:1)
自己フォローによって軌道修正するのがよさそう。
Re:削除手段 (スコア:1)
> というユーザーの心がけが必要なのでは。
私もそう思います。
削除できないから、十分に考えてから書き込みをする。
そうだからこそ、投稿の質が良くなるのではないでしょうか。
考えもなしに投稿して、まずいからじゃあ削除しようでは
無責任な世界になってしまうのではないかと思います。
Re:削除手段 (スコア:3, すばらしい洞察)
Re:削除手段 (スコア:3, 参考になる)
でも、修正は本人のみできるべき。
ということで、バージョン管理みたいなものを実装して
あたらしい、修正されたものをおもてにだしておき
もとのものへのリンクをたどれるようにすることも
できるようにするというのはどうだろう。
あとでコメントを足して修正するのには限界がある。
#ぜひやってもらいたいのでID
Re:削除手段 (スコア:1)
Re:削除手段 (スコア:1)
実際に書き込む前にプレビューできるんだから有効活用すべし
まぁ 仮に削除手段が提供されてもACコメントには使えないだろうなぁ
# たまーにプレビューが当てにならないのは何とかして欲しい気も
削除できると色々と面倒がおこるから (スコア:1)
これも良し悪しですけどね。
ああ・・・ (スコア:1, すばらしい洞察)
#あれ以来めっきりshn氏を見かけない。
#スレッドでも騒がれてるし。
#それともまた一人ACが増えたのだろうか?
#人生と違ってまたアカウント作り直せばいいだけさ。
うーむ (スコア:1, 興味深い)
場合でも、その書き込みは消されずに放置されています。
これはこれで問題だと思うが、どんなものでしょうか?
誹謗中傷をかかれた人に対する救済措置がまったくなく、
そのまま放置ということは、それこそ2chじゃないですが、
誹謗中傷を受けた人からの訴訟リスクが出てくると思います。
Re:うーむ (スコア:2, 参考になる)
おっしゃるとおりだと思いますが、どの程度のリスクか、ということですよね。
/.の参加者が誹謗中傷的な発言を支持したり、面白がったりすれば、リスクは増大すると思いますが、逆にリスクを軽減するための誘導も可能だと思います。あらゆる攻撃に対応できるシステムなどないわけですから、参加者各自の意識を高めていくことも対抗措置に数えるべきではないでしょうか。
...芸というものは一生勉強だと思っています...
リアルな個人を特定出来ないなら (スコア:1)
インターネット免許 (スコア:1)
#出てくる訳ないと思っているので晒しID
//座右の銘は「人生目分量」。 Funorita
Re:初めてじゃないよ (スコア:1)
モデレータに削除権限はありません。 おそらく編集者 [srad.jp]のことでは?
Re:初めてじゃないよ (スコア:1)
うぎゃ。#238074 [srad.jp] に、5分も前に投稿されてましたね…。リロードする癖つけなきゃ…。
とりあえず、上のAC氏 [srad.jp]には、しきい値を-1に設定することをお勧めします。
Re:初めてじゃないよ (スコア:1)
誰もつっこんでないので気のせいかもしれませんが。
煽りみたいな内容だったので、こりゃあ叩かれるぞと思ってたのに付近のコメントごとなくなってたから、どうしたんだろうと思ってたんですが。
Re:初めてじゃないよ (スコア:1, 興味深い)
せっかくの一所懸命なストーリーの文章ですけど、
例の「尊守」事件を知っている身には、
「/.Jは削除しないのがポリシー」
なんて空々しくひびくだけです。
ユーザのコメントは削除しないけど、
運営側のチョンボはいくらでも記録から抹消させていただきます
なんてポリシーはクズ以外のなにものでもありません。
(「尊守」はチョンボじゃありません、なんて主張をすること自体も
チョンボの内です。「尊守」は一例でしかないですけどね。)
いずれにしても運営側の判断で最悪の場合は削除があり得る、
ということははっきりしたのだから、
今後は適切なポリシーを明確に定めて
「この線を超えたら削除」とすべきでしょう。
そして、運営側の発言であれ(部門名も発言の一部だ)
ユーザーのコメントであれ、
規定に抵触したら断固削除、それ以外のものには断固手をつけない、
という運用を行なって欲しい。
Re:初めてじゃないよ (スコア:1)
そういう見識もありなのかなあ。僕はまったく同意できませんが。
何らかの機械的なルールであらゆるケースを裁いたり、ごくわずかな例外をもって「このルールは機能していない!」とか騒ぐのって、あまり好ましいことではないと思いますけれど。
ルールを定めるのは結構ですが、一切の例外を許さない、というポリシーには反対です。
...芸というものは一生勉強だと思っています...
「尊守」事件ってナニ? (スコア:1)
# mishimaは本田透先生を熱烈に応援しています
Re:初めてじゃないよ (スコア:1)
たしかに「広範に恣意的な運用」が行なわれるのは好ましくありませんよね。もっとも実績から言えば、そんな心配は無用かと思います。
現状の運用に不満のある方が新しい運用ルールを提案されるのは結構なことだと思いますよ、念のため。
# しかし、なんでACなの? ACで語るべき内容でもないと思うけど。
...芸というものは一生勉強だと思っています...
Re:初めてじゃないよ (スコア:1)
広範に恣意的な運用が行なわれた実績があるのですか? だったら心配しなくてはなりませんね。
...芸というものは一生勉強だと思っています...
Re:初めてじゃないよ (スコア:1)
じゃあ、心配ですね。ちなみに恣意的な運用の犠牲者は何人くらいですか?
...芸というものは一生勉強だと思っています...
Re:初めてじゃないよ (スコア:1)
すみませんでした。数えられっこないですよね。誰にもできないようなことを要求したりして申し訳ありません。
でも、だったら広範に恣意的な運用が行なわれたという事実が「ある」とおっしゃられたのは主観的な感想にすぎないわけですか?
...芸というものは一生勉強だと思っています...
Re:初めてじゃないよ (スコア:1, 興味深い)
これまで/.Jには削除に関するポリシーはありませんでした。
すくなくとも明示されていませんでした。(と思うけど勘違いかも。)
すでにいろいろ指摘があるように、
これまでも事後の細かい修正とかは頻繁に行なわれていますが、
ポリシーはなかった(あるいは掲示されていなかった)
のが事実なら、すべての削除が「恣意的」です。
今初めて(?)「削除しないのがポリシー」と明確にされたわけですが、
「削除しない」ポリシーのもとで行なわれた削除もまた「恣意的なもの」です。
だからこそこれだけ長々とした言い訳が必要だったわけです。
削除の判断が妥当であったかどうか、と、
それが「恣意的に実行されたかどうか」は別の話だと思います。
加えて言うなら「絶対に削除しない」ポリシーには無理があります。
なんらかの理由で削除しなくてはならない場面はある以上、
最初から削除することがあるという現実を見据えるべきだし、
どのような場合に削除するかを(可能な範囲で)明確にするべきだ、
と思います。
Re:初めてじゃないよ (スコア:1)
同意。
...芸というものは一生勉強だと思っています...
ダブル・スタンダード (スコア:2, 興味深い)
一方掲示板では、修正も削除も差し障りがあります。特に返信が着いた場合に問題になるのは、Hebikuzureさんが指摘 [srad.jp]している通りです。ML、newsgroupや口頭による議論に、過去にさかのぼった修正機能がないのと同じ理屈です。
つまり/.Jはダブル・スタンダードです。それは否定しませんが、これはユーザーと編集者で分けているのではありません。編集者であってもコメントを変えることは出来ません。その辺は誤解なきようお願いします。
最悪の場合があり得る (実際に起きた) のだから、削除規定を設けようという話には別スレッドで触れる予定です。
Re:自分で修正・削除するのはOKでしょ (スコア:2, 興味深い)
それで納得。
ちなみに私が見た、削除されたと思われるOliver氏のコメントは
なんて感じでした。かなりうろ覚えですが。
これはさぞかし荒れるだろうと思ってたのに、消えてたもんだから不思議だったんですよねえ。
パスワードが類推されたとかで、他人にアカウント使われたけど、気がついた本人が消したってところでしょうか。
付近のコメントも消えてたってのは、私の勘違いだったって考えるほうが自然ですね。
ただ、私以外見たって人がいないので、
なども考えられますね(笑)。
まあ、タレコミにつけられる様々な興味深いコメントが読みたくて/.Jを見てるので、それ以外のしょうもないコメントをつける人達が編集者であろうが、アカウント持ちであろうが、ACであろうが興味ありませんが。
重複記事ごと削除 (スコア:2, 興味深い)
かつて、自分のタレコミが二重に採用された [srad.jp]ことがあり、一方はいくつかコメントがついた時点でさくっと削除された [srad.jp]のを見ています (註: 当時わたしは編集者ではありません)。わたしは/.Jの「コメントは削除しない」というポリシーを知っていたので 、コメントが付く前に一方の記事を削除してくれと思ったものです。……ああコメントが付いちゃったよ、同じタレコミが2つあるんだからミスだって分かるだろうに、なんで削除できないようにコメントつけるんだよ……あれあれ削除された?
ところで、削除された日記エントリのスレッドに、削除後にコメントをつける人がいます。調べてみると、記事を削除しても議論 (「議論の検索」などで使われる/.J用語。コメント・スレッドのこと) は残ることが分かりました。コメントは一切削除されておらず、単に議論へのリンクが切れているだけです。辿ることが出来なくなった議論に何の意味があるのかというと、ひとえに「コメントは削除しない」を杓子定規に当てはめた結果なのでしょう。
さて、以上を踏まえて、一つ提案です。重複記事は削除するべきだけれど、コメントは残したいし辿れるようリンクも残したいとします。こういう場合は記事を削除するのではなく、見えないセクションのローカル記事に飛ばすというのはどうでしょう? わたしは間違えて、どのセクションにも属さないのにセクション・ローカルであるという、変な設定をしたことがあります。こうしたところ、トップにもセクションにも出ない状況になりました。こうすれば一見存在しないように見えますが、過去記事検索には出てきます。タイトルには「【重複削除】」などをつけ、本文に生き残った記事へのリンクを設定、可能ならば議論にそれ以上書き込めないようにします。
この方法に理解が得られるようならば、スラッシュチームに提案してみます。そこまでする必要はない、あるいはその方法ではうまくいかないなど、意見を聞かせてください。
Re:重複記事ごと削除 (スコア:1, 参考になる)
普通「このタレコミは××さんがストーリーに編集中」ってフラグを立てて排他制御するのでは。
システムにそういう排他制御機構が備わってないとしても(それはそれで信じられないが)
編集者MLで「俺、このタレコミのストーリー書くからね」って宣言すれば済むのでは。
運用ルールとか、ポリシーとか、いろいろ洗い直していく必要はあると思います。
せっかく編集者をひろく募ったのだし、そういう作業をどんどん進めていただきたいところです。
Re:重複記事ごと削除 (スコア:2, 参考になる)
さて結論からいうと、フラグによる排他制御はありません。ログイン中の編集者が最後にどのタレコミを見たかは分かるのですが、現在編集中なのかは分かりません。ML程度のリアルタイム性では、同時重複採用の抑止には役に立たないでしょう。ただタレコミに編集メモをつけることはできるので、それを活用するようにしています。
Slashcodeに手を入れて改善するのはちょっと無理です。それより先に日本語での検索実現などをしてもらいたいので、メンテナーに要求するつもりはありません。
これはその通りで、今回のストーリーはまさにこのためにあると思っています (今回は削除なしポリシーについてです)。事後報告だけならオリバー日記でもよかったのですから。
ポリシーは運営側で勝手に決めて、飲めないユーザーは去れと言えばいい、そういう管理者を望んでいるのなら運営側に丸なげでも構いません。でもそうは思わないから、運営側は裏でこそこそ何かをされたら厭だと思うから、このストーリーにも多くのコメントがついているのだと信じています。
Re:あらかじめ (スコア:1)
そういったものを一瞬で無に返せるから、こういう場ってものは力を持つんでしょうな。
Re:あらかじめ (スコア:1)
Re:あらかじめ (スコア:1)
#本末転倒
Re:事後処理としては○ (スコア:1)
今回の一連のコメントを読んで、当該コメントを再び読んで、ようやく気がついた次第です。
私はMacOS(今はX)をメインで使っていますが、各種シェアウェア、特に海外産のものの登録コードには、登録の際のユーザー名と関連付けられているものがあったり、有効期限付きのものがあったりです。けっこうよく考えられているものだと、今更ながら、感心しています。
# そういえば国産のシェアウェアって、ほとんど使ったことがないなぁ…
Re:誰よりも悲しんでいるのは誰? (スコア:1)
believe me nobody is more broken hearted about it than me
を参考にしたのではないかと思うのですが……(2段落めの第一文後半)
"Make Love, Not War"