神奈川県教委、県立図書館の閲覧・貸し出し廃止、川崎図書館は廃館の方針
タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
財政難が続く神奈川県で、県立図書館の住民への閲覧・貸し出しをやめる可能性が出てきた。横浜市内の1館に図書所蔵機能を集約し、閲覧・貸し出しサービスは廃止する方向で検討しているという。都道府県立図書館を住民が直接利用できなくなるのは異例。また川崎市にある川崎図書館は廃館となる見通しとされている。川崎図書館は川崎市の土地に立地しており、その借用期限が迫っていること、建物も老朽化していることから同図書館が廃館になる理由であるらしい(JCAST、カナロコ、読売新聞)。
神奈川県教委の試算では、一般への閲覧・貸し出しをやめ、専門書収集や司書養成などに特化すると、人件費や建物の管理費計約10億6200万円の削減になるという。2014年度以降に方針を決定するとしている。
#Twitterで見たんだけど、川崎図書館は、創業・経営、技術、特許流通といった分野で、『本』だけでなく『人』も紹介するというビジネス支援図書館としても知られているらしい。このため廃館を惜しむ声も強いようだ。
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