海洋酸性化により、南極海の食物連鎖を支える「海のカタツムリ」の殻が脆くなっている
タレコミ by danceman
danceman 曰く、
化石燃料の燃焼により大気中に放出された二酸化炭素が海水に溶け込んでいることが影響して海洋の酸性化が進んでいると見られているが、南極海における深刻な実態が報告されている(本家/.、BBC記事より)。
南極海の食物連鎖で重要な役割を担う、「海のカタツムリ」として知られる「翼足類」の殻が、海洋酸性化の影響で脆くなってきているとのこと。翼足類 は植物プランクトンを補食する一方で、大きな動物プランクトンや、魚、海鳥、鯨などの餌となる。 翼足類は、殻が破壊されたからといって必ずしも死んでしまうという訳ではないようだが、補食されやすくなったり、ウィルス感染を起こしやすくなったりして、結果として全食物連鎖に影響を与えることになってしまうのだという。
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