インターネットにおける「忘れられる権利」はGoogleにとって脅威
タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
近年、「忘れられる権利」についての議論が盛んだ。インターネット上に掲載された情報は簡単にコピーされ拡散するため、それを消すことは難しい。そのため、個人に関する情報についてはその主による削除申請があった場合、削除が行われるべきである、というものが「忘れられる権利」だ。
そのような動きのなか、最近では閲覧できる時間が制限されている写真共有サービスSnapchatなどのサービスが登場しているが、この「忘れられる権利」がもし一般的になると、Googleが打撃を受けるという(本家/.)。
Snapchatのように、アクセスできる期間が制限されているコンテンツはWeb検索のような技術とは相性が悪い。インターネット上の情報がすべて揮発性になってしまう世界というのは想像しがたいが、技術的には可能だ。「忘れることができるインターネット」の世界は皆が待ち望むものなのか、それともそうでないのか。
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