taraiok 曰く、

ロボットが仕事を盗んでいると批判されることがあるが、実はそれはいいことではないだろうか。約35年後の地球は暑すぎて誰もロボットがしているような仕事は誰もやりたがらないだろうから（MOTHERBOARD、NOAA、AFPBBNEWS、本家/.）。

米国時間で24日、米国海洋大気局（NOAA）は、地球温暖化による気温上昇により、屋外作業の生産性に大きな影響が出るという研究論文をNatureに発表した。この論文は、気温や湿度の上昇が屋外労働にどのような影響を与えるかシミュレーションしたもの。それによれば、2050年には気温が1.4～1.7度、湿度が11％上昇するという。

直近の10年間の調査では、記録上では気温が高い月の労働能力は10％減少しているそうだ。しかし、この論文によれば、オーストラリア北部や東南アジアなどでは、農業従事者、建設作業員、兵士といった屋外労働者の労働能力は2050年には20％と労働能力は倍低下する可能性があるとしている。

あるAnonymous Coward 曰く、

国際レコード産業連盟（IFPI）の調査によると、2012年の世界全体の音楽売り上げが前年比0.3％増の165億ドルになったという。0.3％という微増ではあるが、売り上げが前年を上回るのはピークを記録したのは1999年以来、13年ぶりのことだとしている。なお、1999年の総売上額は380億ドルあったとしている。音楽関連企業はこの流れを歓迎している（New York Times、IFPI、47NEWS、本家/.）。

伸びているのは、主にAppleのiTunesのようなダウンロードサービスとSpotify、Rhapsody、Muve Musicのような音楽配信サービス。これらは昨年の間に44％、サービス加入者数は20万人に達したという。一方で、音楽業界の世界的なバランスは不均衡のままだ。昨年は20ある主要な市場のうち8箇所で成長が見られたが、そのほかの場所に関しては未だ低迷している。またロシアや中国のような新興国では海賊行為が横行しているとしている。

あるAnonymous Coward 曰く、

2月27日、茨城県つくば市のCYBERDYNEが開発した生活支援ロボット「ロボットスーツHAL福祉用」が、世界で初めて生活用ロボット国際安全規格（ISO/DIS13482）の認証を受けたらしい。正確には、2011年9月に発行された国際規格のドラフト版を元に、日本品質保証機構（JQA）がロボットスーツHAL福祉用の安全性を評価して認証したものだそうだが。高齢者時代に備えて、介護用途などにロボットを使用するための安全基準らしい（NHK、経済産業省PDF、日経デンタルヘルス）。

なお、日経BPの記事によれば、ロボットスーツHAL福祉用は、現時点では約150施設で300数十体がレンタルで稼働しているとのこと。

あるAnonymous Coward 曰く、

・ブラウザのボタン
・BSキー
・マウスジェスチャー
・ショートカットキー
・ページに用意された戻るボタン
・私の人生は進むだけ、戻ることは無い
・インターネッツは怖いので見たことありません

ymitsu 曰く、

モバイル向けの広告プラットホームを構築している「kiip」が、2月26日より日本での展開を開始した(TechCrunchの記事)。

kiipは2010年に当時19歳のBrian Wong氏によって創業され、アメリカで2011年より展開を開始したスマートフォン向けの広告サービス。アプリの起動中にバナー広告を表示するなどの従来の広告手法とは違って「Achievement Moment」と「Reward」を重視しており、例えばゲームをクリアした瞬間など、プレイヤーが目標を達成した瞬間にクーポンなどを報酬として表示する、という広告手法を取っている(展開開始時のTechCrunchの記事)。

ランニングを管理するアプリでは水のクーポンが出てきたりなど、クーポンは実際使えるものが多いようで、日本で行われた事例では従来の広告手法と比べてCTR（広告のタップ率）が100倍になったとのこと。また、「クーポンをもらえる」という期待感からかアプリの利用時間や起動回数なども伸びたとのこと。

kiipの展開次第では、「クリアしても一銭の価値もないクソゲー（アプリ）」がこの世から無くなるかもしれない。

あるAnonymous Coward 曰く、

http://gadget.itmedia.co.jp/gg/articles/1302/28/news127.html

minato_nakazawa 曰く、

昨日，厚生労働省から発表された，平成22年都道府県別生命表の概況については，新聞やテレビが，男女とも長野県が1位になったことにフォーカスして報じている。

厚生労働省が出しているのが表ばかりなのと，「図表データのダウンロード」から得られるExcelファイルには，参考表として死因別の損失余命（という言葉にはなっていないが）が提示されているのにメディアが報じていないのが勿体ないので，Rによる作図方法とともに図を示し，若干の考察を加えてみた。詳細はリンク先をご覧頂きたいが，せっかく作ったので，久々に/.Jの日記にも書いてみた。

あるAnonymous Coward 曰く、

HDDの空き容量をゴミファイルですべて埋め尽くすことができる脆弱性が発見された http://it.slashdot.org/story/13/02/28/1534259/html5-storage-bug-can-fill-your-hard-drive 対象はChromium、Safari、Opera、IE・・・つまりFirefox以外のブラウザである。解説によるとHTML5のWebStorage機能を悪用する。通常WebStorageは2.5-10MB/domain（ブラウザにより異なる）に制限されている。しかしサブドメインを大量生産することによってその壁を無限にぶち破ろうという手口だ。Chromium https://code.google.com/p/chromium/issues/detail?id=178980 やAppleには脆弱性を報告済みだが、IEはMicrosoftConnectのページがぶっ壊れていて報告できなかったとのこと。ChroniumのIssueから実際に稼働するデモページがリンクしてある。

情報元へのリンク

あるAnonymous Coward 曰く、

Microsoft製のタブレット「Surface RT」が日本でも3月15日に発売される。気になるお値段は、32GBモデルが4万9,800円、64ＧＢモデルが5万7,800円。Surface RTはCPUにARMを搭載、OSはARM版Windows 8であるWindows RT。

なお、Core i5搭載モデルのSurface Proの日本での発売は未定だそうだ。

情報元へのリンク

あるAnonymous Coward 曰く、

iOS版2chブラウザ「GraffitiPot」が、Appleの審査によりAppStoreから削除されることになった。理由は「ポルノ画像や誹謗中傷が多い」2ちゃんねるに簡単にアクセスできるからだという（開発者による告知、Togetterまとめ）。

2ちゃんねるを閲覧できるSafariなどとの違いは「頻度とアクセスの容易さ」だそうで、ほかの2ちゃんねる閲覧アプリも今後削除する方針だそうだ。

90 曰く、

iPhone向け２ちゃんねるブラウザ"GraffitiPot"の配布終了がサポートページで伝えられている。終了告知によると、昨年末にMac版GraffitiPotの配布申請を行ったところ、2chからリンクされている、BBSPINK掲示板にアクセスでき、ポルノ画像が閲覧できることを理由に却下され、BBSPINKを板一覧から削除する、2ch内の掲示板も一部削除するなど対処し再提出したものの、2月8日にAppleより審査期間が長くなるという通達を受け、3月1日に電話でリジェクトを通知され、2chブラウザのApp Storeでの配布を許可しないという方針を伝えられたという。

電話では、２ちゃんねるにはポルノ画像や誹謗中傷が多く、TwitterやSafariなどより容易に数回のタップでそれらにアクセスできるため、2chにアクセスする目的のアプリは許可できないとされ、GraffitiPot以外にAppleのApp Reviewチームが把握している6種類の2chブラウザアプリに対しても、またApp Storeで配布されるすべての2chブラウザアプリへも配布停止などの措置がとられる旨が伝えられたという。

２ちゃんねる向け掲示板閲覧アプリに関しては、2011年、Windows Phone 7.5端末が日本でリリースされた当時にも同様の問題が存在し、"2chan(ふたば☆ちゃんねる)や4chanの提供するコンテンツは許可できない"として、Windows Phone Marketplaceで配布されていた2chブラウザ、まとめサイトビューアなどが一時削除された。その後日本マイクロソフトと米国本社での協議が行われ、コンテンツソースとしての2ch.netの禁止が解かれた。(Windows Phone の2ちゃんねるアプリはなぜ禁止されたのか？、2ch ビューアが Windows Phone Marketplace で解禁される、2ch ブラウザの申請を通してほしい。遮断する理由が聞きたい。 – Dev Feedback on Windows Phone Development)

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taraiok 曰く、

米国とブラジルという異なる大陸で飼育されている2匹のラット。この2匹の脳に微小電極とエンコーダーを取り付けてインターネット経由で接続、感覚情報をリアルタイム転送を可能にする技術が開発されたという。実験では、レバーを押すと水が出るという機械とライトが光るとレバーを押すという訓練がされているラットを使用。一方のラットがレバーを押すとその脳活動がもう一方のラットに伝えられ、離れた場所で会っても同じような行動をして水を飲んだという。脳の情報は双方向で共有されているとしている。なお、本家やthe guardianの記事によれば、実験の成功の確率は60～70％程度だという（nature、本家クラウド、発表記事、the guardian、本家/.）。

開発者のデューク大学の神経科学者「Miguel Nicolelis氏」は、これはテレパシーでもサイボーグ化でもない。この技術で、多数の脳が情報を共有することが可能になれば、有機コンピューターにつながる第一歩になるかもしれないとしている。また、将来的には身体が麻痺した人たちにロボットアームなどを使ってサポートする技術にもつながるとしている。しかし、神経インプラント技術に取り組んでいる他の科学者はこの実験成果に懐疑的な見方をしているようだ。

あるAnonymous Coward 曰く、

スタンフォード大学コンピューター科学の学生、Feross Aboukhadijehさんは、Chrome、Safari、Operaの各ブラウザに共通する深刻なバグを発見した。これを悪用すれば、トラップを仕掛けられたWebページをクリックするだけで、HDDなどのローカルストレージが満杯にされてしまうらしい（Feross Aboukhadijehさんのサイト、Chromeのバグ報告、本家/.）。

説明によればHTML5には、5～10MBのデータを保存するためのWebストレージのためのAPIが用意されているという。規定ではこのAPIを使用するとき、ブラウザ側で書き込み可能なデータの総量を制限するよう指定されており、Google Chromeでは1ドメインあたり2.5MB、FirefoxやOperaでは5MB、Internet Explorerでは10MBに制限が設定されている。しかし、1.filldisk.com、2.filldisk.com、3.filldisk.comなどのサブドメインをたくさん作った場合、この制限を回避できてしまうようだ。

ただし、Feross Aboukhadijehさんによれば、Firefoxではこの攻撃ができないように対策が施されているとのこと。